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いろんな差別 [映画]

ドラマは別として、映画はケーブルTVの週間番組表を見て
出演俳優とストーリーを参考に好みの作品を選んでいるのですが
最近見た映画が偶然にも様々な差別に関係していたので紹介したいと思います。

まず『大統領の執事の涙(2013)』
綿花農場で奴隷の子供として生まれた主人公が目の前で主人に父親を殺され
このままここにいたらいつか殺されてしまうと感じ、一大決心をして家を出ます。
ホテルのウエイターをしていた時、その働きぶりを認められて
ホワイトハウスバスラーに抜擢され、1950年から34年間にわたって歴代の大統領に
仕えた黒人男性の物語。
その任期中にアメリカに起こる様々な出来事が描かれています。
彼の長男は、自分を抑えて白人に仕える父に反発して公民権運動に身を投じ
次男はお国のためと戦争に行き、戦死してしまいます。

主人公は長年務めた執事の仕事が認められ、最後にはレーガン大統領の晩さん会に
招かれるのですが、客の立場で晩餐の席に座り、
客をもてなす同僚の仕事ぶりを見るうちに無力感に襲われてしまい、
しばらくして職を辞してしまうのです。

その後息子とも和解し、悠々自適の生活を送っていた元執事が流した涙とは・・

根強い人種差別がテーマの映画です。

アイゼンハワーにロビン・ウィリアムズ、ナンシー・レーガンにジェーン・フォンダが
扮していました。
歴代の大統領に扮した役者さんたちは、顔が似ていなくても
雰囲気がとてもよく出ていたと感じました。

次は『大統領の料理人(2012)』
今では手がかかりすぎるからか、あまり作られていないフランスの伝統的な家庭料理が
見事に再現されていてそれだけで見ごたえがありますが
基本に流れているテーマはその時代の女性に対する差別だと思います。

フランスの元大統領ミッテラン氏のプライベートシェフを2年務めた女性が主人公。
過剰な装飾を嫌い、素材を大事にした〝おばあちゃんの味”を求めた大統領。
プライベートということで、気の張らない来客や友人たちとのランチを作るのが仕事ですが
厳しい規則に縛られ、男性料理人たちからは好奇の目で見られます。
大勢の男性料理人が働く主厨房とは別に与えられた厨房は小さく、
助手は1人だけ。
男性料理人たちからは何かと意地悪されますが、大統領は彼女の料理を気に入り
彼女も大統領のためにと食材を厳選して最高の料理を作ります。
結果食費はかさみ、大統領の健康問題もあって次第に献立などを制限され
とうとう自分のやり方が認められないのは嫌だとやめてしまうのです。
そのあと彼女は求人広告を見てフランス領の南極で料理人として1年働くのですが
映画では南極での最後の日とフランスでのシェフぶりが交互に描かれていました。


今日は娘がインフルエンザで食欲がなく、私も喉がイガイガしてだるいような気もするので
料理も簡単に済ませ、静かに映画を見て過ごしました。


今日見た映画は
『チョコレートドーナツ(2012)』
物語の舞台は1979年のカリフォルニア州。
夜の街を女の子の人形を抱えてトボトボと歩く一人の少年のシーンから始まります。

あるゲイバーで音楽に合わせて口パクで歌い踊るルディとお客として来たポール、
二人はお互いに一目ぼれして付き合うようになるのですが
ルディの部屋の隣には、男が来ると息子を廊下に出してしまうジャンキー女と
その息子であるダウン症のマルコが住んでいました。

ある日その母親が警察に捕まってしまい、マルコは施設に保護されるのですが
その夜、家に帰ろうと施設を抜け出してしまいます。
トボトボと歩くマルコをたまたまポールの車で通りかかったルディが見つけ
自分の部屋に連れ帰ります。

ルディがマルコを放っておけなくて引き取りたい様子なのを察したポールは
「簡単じゃないぞ」と言います。
「簡単じゃないから放り出すの?麻薬依存の母親も 他の子と違うことも
 あの子が望んだわけじゃない。なぜ これ以上苦しまなきゃならない。なにも悪くないのに」
(ここで感涙第一弾)
二人は合法的にマルコを引き取れるようにある手段を取ります。
服役中のマルコの母親に面会に行き、二人がゲイのカップルであるという事を隠して
「暫定的緊急監護権」を認めてもらう書類にサインしてもらいます。

このあとポールとルディがゲイのカップルである事がポールの上司にばれ
ポールは職を失ってしまうのです。

結局〝二人は従弟である”と関係者についていたウソがばれ
マルコは再び施設へ。

最近よく見ていたコメディドラマ『モダン・ファミリー』の中では
ゲイのカップルが養子をもらい、幸せに暮らしている様子が描かれていたので
アメリカは進んでいるなぁと思って見ていたのに、わずか30数年前には
まだゲイに関してあからさまに嫌悪感を表す人がいたのかと驚きました。

ちなみに邦題の『チョコレートドーナツ』は
マルコがルディとポールと一緒に食卓を囲んでいるシーンで
マルコが食事に手をつけないので「何を食べたい?」と訊かれると
「ドーナツ」と答えるんですね。
母親からまともな食事を与えられていなかった事を象徴するシーンでした。

私は目鼻立ちが濃い人はやや苦手で、どちらかと言えば細面のあっさり系が好み。
この映画の主人公ルディは細面だけど濃い顔で、おまけに長髪。
最初は嫌だな~と思いながら見ていたのに、
ルディが自分の声で思いを吐き出すように歌うシーンがあって、その表現力に引き込まれ
そして思わず感涙。。
ルディ役のアラン・カミングという役者さんは
ロバート・デ・ニーロを若くして細くした感じの容貌。
番組の最後に彼が出演する最新作を紹介していましたが、
なんとサルバドール・ダリを演じるのだとか。
それを聞いて、ピッタリ!と思ってしまいました。

最後は映画ではなくイギリスのドラマ『第一容疑者』。
1991年に第一回が放映された刑事ドラマで、前から見たいと思っていたのですが
以前は吹き替え版しかなく、声優の声がヘレン・ミレンとあまりにも違っていたのでパス。
最近洋画チャンネルのイマジカで字幕版が放送されるのを知って即録画予約しました。

ヘレン・ミレン扮する警部テニスンが圧倒的男性社会である警察内部で
偏見と差別と闘いながら孤軍奮闘する、女性の立場から見ていて
「がんばれ!」と力が入って血が熱くなるドラマ。

スタート時彼女は警部でしたが、実績を積み重ねて警視の地位を勝ち取ります。
ショートカットを手でクシャクシャとかき上げ、同僚たちと一緒にタバコをスパスパ。
ウイスキーも男性たちと同じように飲んで、口癖は「shit!」。
警察幹部らから理不尽な扱いを受けても歯を食いしばって我慢する姿にホレボレしますね。
特に彼女の髪型が好きで、真似したいのですが剛毛の私にはああいう風にはなりません。
西洋人の柔らかな髪にも憧れます。

夕方4時過ぎから書き始めて
気がつけばもう7時過ぎ!
長々と思うことを書き綴りましたが
読んで下さった方に感謝します。


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キャシー・ベイツという女優 [映画]

今日はとても寒くて、何もする気が起きなかったので、去年録画した映画を見ました。
題は『フライド・グリーン・トマト』。
最初のシーンは川から古い車が引き上げられるところから始まります。
続いて、古き良きアメリカといった時代に場面は移り
中年夫婦が老人ホームへ夫の叔母を訪ねて行くシーン。

叔母の部屋へ二人で入って行くのですが、叔母は甥の妻(エヴリン)を嫌いらしく
持っていったプレゼントの品を放り投げて暴言を吐き、部屋から追い出します。
追い出されてもにこやかに優しい言葉を掛け、ホールで夫が戻るまで時間をつぶすエヴリン。

エヴリンがチョコバーを食べようとすると、暇をもてあましたニニーと名乗る老女が話しかけます。
そしてその老女の身の回りの話として、第一次世界大戦が終わった時代を生きた
イジーとルースという二人の女性の話を始めるのです。

最初は気が進まない風で聞いていたエヴリンも
女の子らしく着飾るのが嫌いで野生児のようなイジーと、イジーの良き理解者である兄、
彼のガールフレンドで優しく女らしいルースの物語に次第に惹かれていきました。

一区切りついたところで叔母の部屋から戻ってきた夫に促され、エヴリンは家に帰るのですが
彼女は子どもが巣立った家で夫と二人で暮す主婦でした。
エヴリンが部屋を飾り、夫の好物を作って待っていても、
帰った夫は自分の分の料理の皿とビールを持ってテレビの前の小さなテーブルに置き
テレビの野球に夢中。

夫に相手にされない寂しいエヴリンは友人と女性講座に出かけるけど馴染めず
週一回夫の叔母の老人ホームに行ってニニーの話を聞くのが楽しみになっていきます。

結婚したルースの夫がDV夫だと知ると助っ人を連れて押しかけ、連れ帰るイジー。
妊娠していたルースを助け、二人はカフェを開くのです。

強くたくましく生きるイジーの生き方に影響され、ニニーに悩みを打ち明けて助言をもらい
生き生きとしていくエヴリンを見て夫も変わっていきます。

冒頭の引き上げられた車の持ち主はルースの暴力夫。
イジーは遺体が見つからないまま殺人の容疑をかけられるのですが
その本当の犯人や遺体の行方は・・・・・・・・・

古き良き時代の良妻賢母が次第に変わっていく様子、
そして謎解きの要素もあり、とてもおもしろかったのですが
助演女優賞を取ったニニー役のジェシカ・タンディが上手いのは当然として
エヴリン役のこの女優さんは、どこかで見たことがあると思い
Wikipediaで見てみると、彼女の名前はキャシー・ベイツ。
前年に『ミザリー』で、“狂気の女”を怪演した女優さんでした。

雪道で事故を起こしてしまった小説家の作品の熱烈なファンの女が
その作家を助け自分の家で介抱するのですが、連載を終えた小説の終わり方が気に入らないから
続編を書けと迫るのです。
初めて見た時、あまりの狂気に二度と見たくないと思ったのですが
ほとぼりの冷めたころ、もう一回見てしまいました。。。

 

最近お気に入りのドラマ『ハリーズ・ロー裏通り法律事務所』。
主人公が太った白髪交じりの冴えないオバサン弁護士という設定がおもしろくて見始めました。
主人公のハリーは特許専門の弁護士だったのですが、やる気を無くして所属事務所を追われてしまい
治安の悪い裏通りで自分の事務所を開くことになったのです。
そこで初めて刑事事件を担当し、どう見ても勝ち目がない事件の被告人を一生懸命弁護した 結果
「無罪!」という判決を聞いて「ウソ!」と思わず言ってしまうハリー。
法廷ドラマを数多く見た私ですが、そのシーンを見たときは思わず吹き出しました。

この白髪交じりの太ったオバサンがキャシー・ベイツ。
検索すると、今までの出演作品に私が見たものがたくさんありました。
この独特の風貌がないときっと彼女とは分からなかったでしょう。

キャシー・ベイツは1948年生まれ。
元気で長生きしてもらい、いろんな役を演じるのを見せて欲しい女優さんです。

 


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わらびのこう [映画]

昨日の朝TVを見ていたら
「成年後見人制度」の事を紹介していて
その例として63歳の女性が紹介されていた。
その女性は軽い認知症の症状が出ているのだという。
娘に「63歳やって!私とそんなに違わんのに・・」と言うと
娘は「一生懸命家事しられ!」と言った。。

今朝の庭
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 新雪は美しい・・
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 映画『わらびのこう』はこのような美しい雪景色から始まる。
 制作に「日本の原風景を映像で考える会」とあり
 東北の里の美しい風景に目を奪われる。

 時代は江戸時代だろうか。
 里の庄屋の姑れん(市原悦子)が長男の若い後妻ぬいと交わす心の会話で物語は進む。
 姑れんを母のように慕うぬいは「おばばよい・・」と語りかけ
 れんは「ぬいよい・・」と優しく庄屋の跡取りの嫁としての心構えを教えるのだ。
 

 やがてこの物語はただ美しい日本の原風景を再確認させるだけのものではないことが徐々に知らされる。
 嫁は姑の心がここを離れ
どこかへ向かいつつあるのを感じ
 姑は嫁いでまだ半年の若い嫁が床屋を切り盛りできるか案じている。

 
 長男以外の兄弟の家族も同居しており
 大人達は皆知っているのだが
 他の村から来た若い嫁
ぬいだけが知らぬこの村の掟があったのだ。
 この村では60を迎えた者は「蕨衆」となり、春になると村から2里離れた「蕨野」へ入らなければならない。
 その残酷な定めを同居の大人達はぬいには言えずにいたのだった。

 蕨入りの日を迎え、出発の支度をするれん。
 ぬいは姑に「いつ帰ってくる」と問い詰める。
 れんは冬の前には帰ると言うのだが・・・

 この年の蕨衆は男3人女5人。
 粗末なわらぶき屋根の家が3戸あるだけの蕨野に着いた8人は呆然と座り込むが
 しばらくして男は薪を拾いに行き、女達は野草を摘んだりするなどして動き出す。
 
 蕨野では農耕をすることは許されず、その日の糧は里に下りて仕事の手伝いをして得る決まりなのだ。
 一人の老女が言う
 「我が口養うは我が手足なり よい」
 足腰が弱ると里に下りられず、飢えることになる。

 足が萎え、寝たきりになった老女を介抱するれんに
 「5日の間飯絶ちて思うことあり・・・おれの安らいだ心地わかるか?
  物心ついたときより背負ってきた飢えをようやく断ち切った・・」と言い こときれる老女。

 その夏は長雨が続き、凶作となったため蕨衆に食料を分ける余裕が無く、村仕事はなくなった。
 糧を絶たれた蕨衆は罠を仕掛け、“汚れた”獣を食い飢えをしのぐ。

 一人欠け、二人欠け、生き残った蕨衆を過酷な冬が襲う。
 食べる物もなく、藁にくるまって寒さをしのぐれんは夢うつつに生まれてすぐに死んだ孫を見る。
 死んだ時より少し大きく育った孫は、
 自分は再び庄屋の家に生まれるからおばばに姉になってくれと頼む。
 

 死んでこの世の苦しみから解放される者、
 生まれ変わりを信じて幸せな気持ちになる者・・

 
 最後の場面
 深く積もった雪の中で
 先に逝った者、後に逝った者が入り交じって楽しげに雪を投げ合い遊ぶ姿を見て
 悲しい気持ちが少し薄らいだように思えた。
 
 
 
  

 


 


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三回目で分かったこと [映画]

昨日の朝
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 毎日こんな天気で
 おまけに寒くて
 昨日は一日ファンヒーターをつけてました。

 塀際の南天
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 昨日気がついたのですが
 いつもは紫がかった色に紅葉するのに
 しかも春なのに
 こんな風に紅葉してました。

 寒くても花芽が伸びてる忘れな草
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一昨日見た映画
 

依頼人~ザ・クライアント~ [DVD]

依頼人~ザ・クライアント~ [DVD]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD

 この映画はすでに2回観たのに(ビデオを買った)
 この前BS2の番組表で見た瞬間、観たい!と思って録画予約してしまいました。
 記憶力の悪いのが役立つのはこんな時。
 案の定、最初と最後の部分をかすかに覚えていたくらいで
 ほとんど初見のように楽しめました。

 母親と暮らす2人の男の子。
 兄(11歳)は仕事に出かける母親のバッグから数本のタバコをくすね
 町外れの林の中で弟と吸っていた。
 そこへ1台の車が来て止まった。
 運転していた男は排気ガスで自殺を図ろうとする。
 兄(ブラッド・レンフロー)は止めようとホースを抜く。
 それを男に見つかり、車内に連れ込まれる。
 男は少年を道連れにしようとして、自殺する訳を話し始める。
 男は上院議員を殺したマフィアに雇われた弁護士で、脅されていたのだった。
 少年はなんとか逃げだし、弁護士は拳銃で自殺した。

 少年は上院議員を埋めた場所を自殺した弁護士から聞いてしまったため
 事件を解決しようとする連邦検察官とマフィアの両方に追われることになり
 女性弁護士(スーザン・サランドン)に助けを求める。

 この映画を初めて観たとき「証人保護プログラム」という制度がアメリカにあることを知り
 少年一家が無事に保護されたことに安堵したのですが
 今回久しぶりに見て驚いたことがありました。
 女性弁護士の助手を演じていたのが海外ドラマ『ER』のグリーン先生(アンソニー・エドワーズ)だったのです。
 『ER』は一時期夢中になって観ていて、携帯の着信音をテーマ曲にしていたくらいだったのに
 グリーン先生が脳腫瘍で亡くなってからは熱が冷めて、観なくなってしまいました。
 もう一人の登場人物で驚いたのが上院議員殺しのマフィアの男。
 今も大好きでよく見ている『WITHOUT A TRACE』のジャック・マローン捜査官(アンソニー・ラバリア)でした。 
 今これに気付いたということは、前回この映画を観たのは海外ドラマにはまる前ということですね。 
 

 


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心が求めるもの [映画]

近所のおばさんが本を読む事を知り、軽いミステリーを貸してあげた。
すると読み終えたその本を返しに来て
「あんた、これ読んだことある?」と1冊の本を差し出した。
作者を見ると記憶になかったので「まだ読んだことない」と答えたら
「そんなら読んでみられ」と貸してくれた。
あとでその文庫本のカバーを見ると
美しくも儚い、感涙の純愛小説」と書いてあるではないか!
げげっ、一番苦手なジャンルだ。
紹介文を見ただけで読む気が無くなり、しばらく放っておいたが
いつかは返さなくてはならないので読むだけ読もうと、3日前仕方なく手に取った。

読み始めると、内容もありえない設定の連続で、読みながら
心の中で「そんなばかな」と叫び続ける状態が続く。
文章も小説というよりも、脚本のト書きのようで味気ない。
お涙ちょうだいどころか腹が立って仕方がなかったけど、
斜め読みのようにして1日で読み終えた。

一昨日の朝、読み終えた本の内容が消化不良のように残っていて
こんな物がどうしてベストセラーになるのか納得できないと腹立ち紛れにぶつくさ言っていると
側で聞いていた娘が
「Mさんがそんな面白くない本を貸してくれたことに腹立つが?」と聞いてきたので
「そうじゃない!こんな物が小説として認められることに腹立つんよ」と説明。
読みたくない物を読んでしまった後味の悪さに私の心は乾ききった池のようにひび割れ状態になってしまい、
時間が経つとともに気分が落ち込んでいった。

一昨日は落ち込んだまま眠りにつき、
目が覚めた昨日の朝、TVをつけて番組表のボタンを押したら
真っ先に目に入ったのがケーブルTVの『大いなる遺産・前』。
聞いたことある題名で面白そうと詳細を見たら原作者はディケンズとある。
映像と俳優の美しさに引かれすぐに録画してあとから見ることにした。


『大いなる遺産・前編』を昼間の暇な時間に見ると
ある未婚の財産家の中年女性がいて
彼女の屋敷には財産目当てに取り入ろうとする人々が毎日面会に訪れているのだが
彼女はその中で賢そうな孤児の少年を気に入る。
出入りを許され、幾ばくかの金をもらい屋敷に通う少年。
だが彼は鍛冶屋である義兄の弟子になる道を選ぶ。
青年になった頃その女性かどうか分からないが青年を見込んだ財産家が後見人となり
彼は学問の道に進むため義兄達と別れて都会に出る。
時代背景は100年以上前で、
衣装や建物など時代劇にしては自然で美しく、あっという間に時間が過ぎた。
最初の10分を見損ねたため、金持ちの女性の屋敷内がなぜホコリが積もって荒れているのか分からず
前編だったので満足度は半分。
見終わってすぐに翌日の早朝に放映される続編の録画を予約した。

『大いなる遺産・前編』の美しい映像を見て
私のひび割れた心は少し潤ったけど
もう少し物足りなさを感じていたので夜、録画してあった別の映画を観ることに。

先日夜中にNHKBS2で放送された映画を内容も知らずにスタートさせた。
題名は『プレイス・イン・ザ・ハート。』
時代背景は1935年、テキサス州。
俳優達の名前が流れる中、まず教会が映り
色んな家庭の食事シーン。
どの家庭のどの家族も手を組み、食事前の祈りを捧げている。
物乞いの黒人も、食べ物をもらい玄関先でうずくまり祈っている。
この黒人は私もよく知っているダニー・グローヴァーだ。
古きよき時代のアメリカだなぁと思って見ていると
場面は主人公一家の家に移り、一家も食事前の祈りを捧げていた。

その家庭の主人は保安官。
祈りの最中にピストルを撃つ音が数回聞こえてくる。
不安そうに顔を上げる妻。
案の定食事が始まったところで夫を呼ぶ声がする。
すぐに帰るからと言う夫を不安そうに見送る妻。
顔見知りの黒人少年が拳銃を発射させているとの通報で現場に駆けつけた保安官。
すると弾が無くなったと勘違いした少年が向けた銃から弾が発射され、彼は亡くなってしまう。


結婚して15年、子育てと家事しかしたことがない妻のエドナ(サリー・フィールド)は途方にくれる。
数日後訪れた銀行員によってエドナは家の預金残高が116ドルしかなく、
家を買った時のローンが3681ドル残っていることを知らされる。
銀行員は家を売ってローンを払うよう提案するがエドナは断固拒否。
仕事はないかと訪れてきた黒人男性モーゼス(ダニー・グローヴァー)の力を借りて
敷地に綿花を栽培する事を決意する。

か弱げで自信もなかった彼女が綿作りを通してどんどんたくましくなっていく所が見ものの映画。
途中、銀行員が戦争で視力をなくした自分の義弟を、
生活の足しになるから下宿させてやってくれと
押しつけるのだが、その下宿人ウィル役がジョン・マルコヴィッチ。
彼はこの映画がスクリーンデビューだというが行き場が無く、ひねくれた盲人役がすばらしかった。
そして本筋とは離れたところでエドナの姉の夫が友人の妻と不倫する話があり
その夫役がエド・ハリス。
今まで刑事や宇宙飛行士など、きまじめな役しか見たことなかったので
この遊び人風髪結いの亭主役にびっくり。

不倫相手の友人の妻が不倫解消を考えて始めた頃、町を竜巻が襲い彼女は自分の夫と町を出る決心をし
その竜巻によってエドナと同居人たちとの絆は深まったのだった。

保安官を撃った少年がリンチされたり
エドナの綿花栽培を助けたモーゼスが差別集団にひどい目に遭わされたりするなど
人種差別問題の場面もあるけれど
キリスト教の教えが背景にあるからか物語は淡々と進み、静かな感動で終わった。

見終わったあととても感動して良かったと思ったのだけど、
最後の教会での礼拝風景に理解できないところがあったせいか夜中に目が覚め、
教会での場面がグルグルと頭を巡り、しばらく眠れなかった。

今日、あの場面を説明してくれるものはないかと検索していたら
最後の教会での場面に触れた記事はほとんど無く、
たったひとつ『プレイス・イン・ザ。ハート』に関するA&Qみたいなところでこんな文章を見つけた。

「生きる者 死せる者、共にある者、去った者、全ての人々が集い、
  神の御心に従い、互いを愛し、互いの心を許す場所は心の中にあるのだ
    (プレイス・イン・ザ・ハート)」

少しわかったような気がするが
やっぱりキリスト教の素養がないと最後の場面はちゃんと理解できないだろうと思った。









 


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劔岳 点の記 [映画]

今朝テレビを見ていたら、冬季オリンピックも無事終わったとレポーターが報告し
雪を頂いたカナダの山々が映し出された。
それを見て、きれいだなぁとは思ったけど、日本の山とは違う美しさだと感じ、
そうだ、アレを観なくてはと思い出した。

先月私と同じように読書や映画鑑賞が好きな従弟Yが散髪に来たとき
最近何か観た?と聞いたら
剣岳点の記のDVDを観ようとしたら、その度に途中で寝てしまうのだと言った。
「え~、何で?」と聞くと
「昔の登山やろ、大変ながは分かるやろ、あとはきれいな自然ばっかりやし・・」とのこと。
「そうなが?疲れとるからでない?私、興味あるけどまだ観てないわ~」と言うと
「観たいなら貸してあげようか」と言って、数日後届けてくれたのだ。

届いたはいいけど、従弟の「すぐに寝てしまう」の言葉が引っかかっていたのと
海外ドラマを観るのに忙しかったのもあってテレビ台に置きっぱなしになっていた
バンクーバーの風景を見て「点の記」の事を思い出し
急いで観ないと従弟が散髪にくるしと、今日の午前中鑑賞開始。
20分もいろんな映画の予告編を見せられてようやく本編が始まった。

物語は、明治の末陸軍に命じられ、前人未踏の劔岳へ登ることになった測量技師と
立山の麓大山町に住む案内人の物語だ。

陸地測量手柴崎には浅野忠信、案内人宇治には香川照之、
若くて血気盛んな測量助手には松田龍平等
主な出演者はほとんど男性で、セリフのある女優は柴崎の妻役の宮崎あおいと
宇治の妻(鈴木砂羽)ぐらい。

測量手柴崎は当時ただ一つの未踏の山「劔」へ登るため着々と準備を進める。
結婚してまだ1年しか経ってない妻は明治の女。
「いつ帰ってこられますか」とは聞いても、「早く帰ってきて」とは言わない。
お守りも夫に分からぬようにそっと荷物に忍ばせる。
そして明治の男達は難しい仕事に黙々と取り組む。

最初は案内人の香川照之のあやつる富山弁の巧みさに感心して見ていたけど
物語が進むにつれ、わらじ履きで登る昔の登山の大変さや
壮大な立山の景色に心を奪われ、寝ころんでいた鑑賞姿勢を正座に改めるほど真剣に見入った。
この映画のどこが退屈なんだろう。

俳優達の演技は抑え気味。
ストーリーも軍の横暴さや劔一番乗りを目指す山岳会との確執くらいしか見所はないのかもしれないが
作り物でない大自然、春先に起こる雪崩のシーンや真っ白な吹雪の中を尾根伝いに歩く人たちの姿は

息をのむほど臨場感があり、自分がその場にいるような感覚を覚える。
今みたいに装備のない明治の登山だから、出演者たちは足下は足袋にわらじで服装も薄い。
どんなに寒かっただろうと真剣に心配するほど迫力満点の映像だ。

撮影中はさぞかし大変だったろうと同情はしても、彼らの背景に映る雲海の美しさ、
夕日のグラデーション、大パノラマの紅葉の美しさに目を奪われてしまう。

撮影中に落石がカメラマンの頭を直撃した事故があったとは封切りの時に聞いたが
映像を見ていると、よくそれだけで済んだというくらいの迫力だ。

雪の山で狩人が熊を撃つ。
落ちていくツキノワグマ。
雪の急斜面をわらじ履きで「ホホホ~イ」と滑るように駆け降りる狩人。
ほとんど実写だというそれらの迫力ある映像を手に汗握って見ているうちに
2時間以上もある映画はあっというまに終わってしまった。

エンドロールの背景に映る燃えるような山一面の紅葉をため息をついて見ながら
いくつもの山に労せず登ったような満足感を覚え、この映画をもう一度ぜひ観たいと思った。





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いぶし銀 [映画]

昔劇場で見てとても面白かったので機会があればもう一度観たいと思っていた映画
『目撃(1997/米)』をケーブルTVの番組表で数日前に見つけた。

放送日は昨日で、もちろん忘れないように予約して録画し、今日ゆっくり観た。
10年も前に観たので、覚えていたのは主人公がクリント・イーストウッドで泥棒役、
犯罪に関係した大統領役がジーンハックマンということぐらいで初めて観る映画みたいに楽しめた。


泥棒ルーサーはある夜豪邸に忍び込む。
入念に準備したらしくセキュリティシステムを簡単に破り、迷わず金庫室のある2階寝室に行く。
大きな鏡の後ろに隠された金庫室に入り込み、家人の留守を知っているのか悠々と
豪華な時計や宝石、札束を持ってきたバッグに詰め込むルーサー。
そこへするはずのない足音と笑い声が聞こえてきた。

ルーサーは急いで金庫室の中に隠れ扉を閉める。
驚いたことに鏡はマジックミラーで、金庫室の中から寝室が見えるようになっているのだった。


部屋に入って来たのはこの屋敷の主で大統領の後援者であるサリバンの美しい後妻と
合衆国大統領その人!
二人はサリバンが旅行で留守の間に一緒に酒を飲んで帰ってきたのだった。

最初は楽しんでいたはずの二人が争い始め、
抵抗した彼女が側にあったペーパーナイフを振り上げた瞬間、
悲鳴を聞いて駆けつけたSPにサリバンの妻は射殺されてしまう。

あわてふためく大統領。
二人のSPと女性補佐官は彼女が強盗に殺されたことにしようと口裏を合わせ、
念入りに掃除をして自分たちがその場にいた証拠を消してしまう。
急いで立ち去る大統領達・・・
だが部屋を出るときに大統領の血の付いたペーパーナイフを落としてしまった。


鏡の裏で一部始終を見ていたルーサーはそのナイフを拾ってバッグに入れ
窓からロープを使って逃げる。
ナイフを落としたと気付いたSPに追いかけられるルーサー。

大泥棒役のクリント・イーストウッドはこの時60歳代。
すでに監督もやるようになっていて、この映画の監督も彼。

『ダーティハリー』の頃はそんなに好きではなかったクリント・イーストウッドだけど、
この映画の味のある演技を見てから
好きになったのだと思う。

枯れ木のような風貌と枯れススキのような髪。
だけど頭が良くて思わず応援したくなるような大泥棒の役がピッタリ。

大統領役のジーン・ハックマンは刑事役もいいけど、この映画のように悪役をやると
恐いくらいの迫力がある。

そして、ルーサーを泥棒はしても殺しはしないと信じる刑事役がエド・ハリス。
エド・ハリスも大好きな俳優さん。
この時は40歳代だけど
今と同じように髪が薄い。

私が好きな俳優は皆二枚目ではなく髪が薄い。
薄い人が好きなのか、それとも好きになった人がたまたまそうだったのか。

どちらでもいいけど、男は中身ってことで。


朝刊地方版の投稿欄で見つけた名前「砺波市・呆夫」さん。
歳が85となっている。
全国版の投稿欄でよく見かけた頃は本名で、確か70歳代だったと思う。
やがて地方版で「呆夫」のペンネームを見つけたときは
地名と職業、内容からあの人だと確信していた。
その「呆夫」さんがもう85歳、ということにも驚いたけど
投書の内容に感動したので一部紹介します。

「11月22日はいい夫婦の日です。・・中略・・私どもは金婚どころか一昨年ダイヤモンド婚でした。
・・中略・・定年後はボケ防止の投稿などで過ごし、自家では妻との二人暮らしですが・・中略・・
この日を迎え、私は本名『正夫』から本当に正しい夫だっただろうか?反省しているところです。」

85歳でたくさんの子、孫、ひ孫に囲まれ、このように反省もなさる、
「呆夫」さん、あなたは正しく立派な夫です!


 最近見つけた便利グッズ
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 ちなみにホルダーに挟まっている鉛筆は
 娘が小学校の入学祝いにもらった名前入り鉛筆。
 物を捨てられない私です。

 


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The Libertine(2004 英) [映画]

 去年5月にジョニー・デップ主演ということで録画した映画「リバティーン」。

 なぜ1年以上観ずに放っておいたか。

 1度は観ようと試みた。

 映画が始まり、ジョニー・デップがグラスを片手に酔った風に現れた。

 そして・・・

 初めに断っておく

 諸君は私を好きになるまい

 男は嫉妬し、女は嫌悪し

 物語が進むにつれてどんどん私を嫌いになる  

 と話し出す。

 暗い・・・

 観るのをやめた。

 そして1年2ヶ月たった。

 
 今日は暗い映画でも大丈夫な気分だったのでとりあえず鑑賞スタート。

 ジョニー・デップは17世紀に実在したロチェスター伯爵という人物に扮していた。

 誘拐事件までおこして得た大金持ちの妻は田舎に置きっぱなし。

 友人でもある英国王チャールズ二世の期待はことごとく裏切り

 酒と女に明け暮れる放蕩詩人のジョン(ロチェスター伯)だったが

 若くして性病に罹り、死の床について初めて神を信じ国王のために働く。

 
 あの美しいデップの顔が崩れていき、小便を垂れ流す姿にあっけにとられるばかりだったが

 国王を演じる俳優を見るうちに、もしやジョン・マルコヴィッチではあるまいかと途中でやっと気付き

 彼の“演じる”のではなく“自分を消して役になりきってしまう”演技力に

 良い意味でまただまされたという思いを持たされた。


    ひとりぼっちのツバメ
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     なんだか退屈そう

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                キョロ

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              キョロと人待ち顔

    
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     その瞬間は撮れなかったけど、
     親が来て口移しでエサを与えていたので子ツバメと判明
     
     


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しっちゃか・めっちゃか [映画]

今日は朝から一日ストーブを焚く寒さで仕事も暇だったので、録画してあった映画を観た。

題名は『ローグ・アサシン』。

“アサシン”は暗殺者の意味だから、きっとたくさん人が死ぬのだろう。

好きな俳優“ジェット・リー”が出るから録ってあったので、進んで観たい映画ではなかった。

内容は予想通り、中国系マフィアと日本のヤクザ、それに伝説の殺し屋、

FBI捜査官が絡んでの大立ち回りの連続。

謎の殺し屋はもちろんジェット・リー、捜査官に扮した俳優は知らなかったけど、

中国系マフィア役はジョン・ローン・・名前は聞いたことあるハンサムさん。

ビックリしたのが日本のヤクザ・ヤナガワ役の石橋凌。

英語ぺらぺらで、ジェット・リーと対等に渡り合っていた。

ヤナガワの剣の相手をしていてうっかり着物の袖を切り落としてしまい、

耳を削がれてしまうかわいそうな子分にケイン・コスギが扮していた。

裏切りの連続で、終いには筋なんかどうでも良くなってしまった映画だったけど

派手な殺し合いのシーンの最中に目についた変な日本語に思わず笑ってしまった。

場所はヤナガワの子分が経営する料理屋で、まず入り口の門構えの両脇に

「柳雪折なし(原文のママ)「馬鹿ほど恐いものはない」と書いてあり、

中へ入っての乱闘場面では金色の壁に縦長の枠で囲んで

「下手の横好き」「はきだめにつる」「弱肉強食」「疑心暗鬼を」と下手な筆文字で書かれていた。

最初は何でこんな言葉?と疑問に思ったけど

アメリカ人がヤクザを皮肉っているのかなと考えたら妙に納得。


武道家でもあるジェット・リーが銃ばかり使っていて物足りなく思っていたけど

後半、日本人俳優ケイン・コスギと石橋凌とのアクションシーンがあって大満足でした。


「びっけさん」のブログで「日ペンの美子さん」の記事を読み、

昔若かった頃、通信教育でペン習字の講座で学んだ事を思い出しました。

「日ペン」ではなかったかと、棚から昔の課題用紙を引っ張り出して見てみたら
   20090416penji.jpg
   日本書道教育学会というところの通信教育部でした。

  
  およそ3年前に買った「えんぴつで奥の細道」は
  20090416okunohosomiti.jpg
  全部で50日ある過程のうちやっと37日目の「象潟」に到着・・・

 


 


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どうするって言われても [映画]

土曜日の映画チャンネルに『バンガー・シスターズ(2002・米)』というのがあった。

出演者はゴールディ・ホーンとスーザン・サランドン。

題名の意味はわからなかったけど、好きな女優2人の共演ということでとりあえず録画しておいた。

スーザン・サランドンで記憶にあるのは『依頼人』、彼女は弁護士役だったと思う。

ゴールディ・ホーンの出演作では『永久に美しく(1992・米)』をビデオで3回、

『ファースト・ワイフ・クラブ(1996・米)』を劇場で。

彼女はいつ見てもスタイルが良く、若々しくチャーミング。

いったい幾つなんだろうと調べてみたら、なんと1945年生で現在63歳!

『バンガー・シスターズ』は2002年公開だから撮影時は50歳代半ばのはず。

いくらなんでも少しは老けているだろうと興味津々で見てみたら・・・

ゴールディ・ホーンの役は場末のライブハウスで働く女性スゼットという女性で、

昔バリバリのグルーピーだった頃の影を引きずって飲んだくれる毎日を送っている。

ある日ライブハウスを首になって途方に暮れていたとき

昔のグルーピー仲間のヴィニー(スーザン・サランドン)の事を思い出し、

ボロ車に乗って訪ねて行くのだが、20年ぶりに会ったヴィニーは弁護士の妻として豪邸に住み

スゼットに冷たい態度を取ってしまう・・・

弁護士でいずれは政界に打って出ようとする夫を持つ貞淑な妻として、

ベージュの服しか持ってないヴィニーが、スゼットが現れてから壊れていく様が面白く、

二人の女優の若々しさが印象に強く残った。

帰ってきた娘に「ちょっとこの人見て」とさっき観た映画の一場面を見せた。

酒場で飲むゴールディ・ホーン・・

娘「40・・う~ん・・40・・」

私「そうやろ?40幾つに見えるやろ。この人今63か4」

娘「ひぇ~~!」

私「この映画、2002年公開で今から7年前、撮影したときは50代半ばかねぇ、今の私と変わらんくらいや」

「お母さん、どうする!」

私「どうする言われても・・・[ふらふら]


先週木曜日に近くを通ったときはまだ蕾だった神社の桜
暖かい日が数日続いたから、少しは咲いたかなと昨日見に行ったら
 20090407sakura1.jpg

 五分咲きくらいでした
 20090407sakura3.jpg
 寒い日が続いて開花まで長引いたけど、これでも平年より早め
  以前は入学式の頃やっと開花宣言だったと記憶してます


[レストラン]昨日はジャガイモのたっぷり入った普通のカレーが食べたくなり
 大好きな豚肩ロースのかたまり肉を買ってきて作りました。
 思いついてかたまり肉を“塩豚”(塩を振ってラップで包み、今回は7時間冷蔵庫で寝かせた)
 にしてみたら肉の食感が良く、とてもおいしかったので・・
  20090407kare-.jpg
  タマネギだけ圧力鍋でトロトロになるまで煮て
  あとは普通の作り方で。(野菜を煮るときに顆粒だしを入れる)
  塩豚はサイコロに切ってフライパンで焼き色をつけ
  肉汁も一緒に鍋に入れて煮込んだあと
  カレーパウダー、ガラムマサラ、あらびきガーリック
  ショウガ、ターメリックを適当に入れ、市販の顆粒カレー粉は
  いつもの1/3量にしたので、少しはカロリー減になったかも。


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